今日は年賀状じまいと友人関係についてのおはなしです。
年賀状じまいのキッカケ
ついに年賀状じまいをしました。
キッカケは、結婚式で主賓をお願いした両家の伯父様方が、筆を持つことが同時に難しくなったこと。
要は世代交代の時期に差し掛かったと言いましょうか。
年賀状を楽しみにしていた祖母も認知症が進み、いよいよ私のことが分からなくなったことも大きいです。
そもそも、三が日で会う親戚なら要らないかな〜とも思っていました👀
そこに今年10月から、年賀はがきが63円から85円に値上げというニュースが。
やめるなら今だ!!!
と、思った方は多そうですね
ちなみに子なしさんのよくある悩みである、家族写真や報告年賀状。
私は友人の妊娠・出産報告も、年賀状ならOKです◎
むしろ、成長記録などを見て「●●(友人)にめっちゃ似てきた〜!」とか微笑ましいくらい。
嫌な相手なら、速攻しまって忘れます。
余談ですが妊娠・出産報告は
「大事な話だから会って話したかったの〜♡」
この謎のサプライズパターンが1番苦手です。
悩み相談でも愚痴でも、これは同じです。
コチラにも心構えがあるので。
要件があるなら約束の時点で頭出ししてほしい。
あなたにとっての大事が、
相手にとっても大事とは限らんのじゃよ…
今までやめられなかった理由
それは、高校時代の同級生のひとことがあったから。
「一生付き合っていきたい友だちには、手書きの年賀状を送る!」
そう言って、毎年手の込んだ年賀状を送ってくれていた子がいたからです。
気持ちがとても嬉しいじゃないですか。
それにその子(Aちゃんとします)、性格もとてもおおらかで、嫌味なところが無い。
私も、ずっとお友達でいたいと思っています。
ところが私たちもアラフォーに。
高校生の同級生は3人仲良しグループで、コロナ前は年1程度会う仲だったのですが…。
ぶっちゃけ、Aちゃんからは
年賀状の付き合いしかない
グループのもう1人、Bちゃんとは誘い合って、よく遊びに行きます。
その友人たちは独身で、趣味一直線なタイプです。
でもAちゃんは、こちらからお誘いして年に1度会うか、どうか。
基本的に返事も遅いので、自然とBちゃんと2人だけで会う回数が増えてきています。
住まいが遠いというわけでもありません。
嫌われているのかな?と思うのですが、誘うと別に普通。
そもそも嫌なら年賀状もよこすかな?
悩み相談があるときは呼び出されているので、嫌がられているわけでもなさそう。
「一生付き合っていきたい」とは
一生、年賀状のやり取りだけをしたいということ…?!
彼女はいわゆる「受け身タイプ」であり、おとなしい子。
自分から誘って会うほどじゃないけど、関係は切らせたくないという感じでしょうか。
私とは「友人関係に対する熱量が違うのだな」と理解はしているので、
今はお互いが負担にならない程度の付き合いを心がけています。
若い頃なら悩んだでしょうが、年を重ねて、鷹揚に対応出来るようになったのは良いことですね。
仔細はどうあれ、Aちゃんが私と友人でいたいと思ってくれていることは、きちんと嬉しいです。
年賀状はコスパ・タイパが良い?
「10年ぶりに会っても、変わらないのが本当の友人」
「連絡なんて取り合わなくてもズッ友!」
「本当の友人なら、SNSでつながっていなくても大丈夫」
中には、色々な考え方はあると思います。
でもね、私は本心では寂しいと思うタイプ。
それこそ、年賀状に「今年こそは、ごはんにいきましょう」なんて、
誘う気もないのにね…って、白々しく思ってしまう時期もあったりしたほどです(根暗民)
女性は環境に左右されやすいため、友人関係も変化しやすいもの。
以前にも触れましたが、共感性が高いため、平等体験の有無を重視するということもあるのでしょう。
もちろん、無理に付き合って関係が壊れては元も子もありません。
他にはスマホやSNSで近況が知りやすくなったことの弊害なのか…。
(近況がわかるから会わなくていいとか?)
そのため、年賀状1枚で関係が保てるなら、それはコスパ・タイパが良いとも感じています。
遠縁の親戚(特にご年配の方)などは、その小さな労力で、後の関係が潤滑になるなら、それはそれでと感じていたので。
面倒くさいと思いつつも、いちいち電話や訪問して、ご機嫌伺いするより楽だと割り切ってました。
それに、最近は年賀状を送らないのがセオリーになりつつあるので、
送るだけでもちょっと、親戚ウケが良かったりするんですよね(小声)
あそこのお嫁さんはしっかりしてる…的なアレです
まぁそのへんはご自身の価値観と合わせて、上手く立ち回っていきましょう◎
しかし、冒頭の「世代交代の時期」を感じたことを1番の理由に、
私は今年、年賀状じまいをしたというわけです。
友人関係にメンテナンスは必要
ではAちゃんを筆頭とした友人関係はどうするのか。
私は友人関係であってもメンテナンスが必要だと思っています。
でもそれは、ひとそれぞれ、形が違います。
Aちゃんの場合は、渾身の年賀状1枚(手書きイラストやシールで装飾されていて本当にすごいんですよ!)
私は年賀状やSNSは殆どやっていませんが、Aちゃんはもちろん、
ずっと付き合っていきたいなと思う相手には
・小さなプレゼントともに(LINEギフトなど)誕生日に連絡をしたり
・季節の楽しみにお誘いしたり
・会えない距離なら、時々LINEで近況報告をしあったり
そういった心配りを自然に出来るようになりたいと思っています。
こういうのって、姑世代の方がお上手だったりするので
日々、勉強させてもらっています。
勇気を出して、少しの心配りを
子なし主婦の我々は、どうしてもつらいことがあったため、疎遠になった友人が多かったり…。
塞ぎ込んでいた時期が長い方も多いのではないでしょうか。
それは仕方がないことだと思います。
まだ気力が沸かないなら、もう少しお休みして。ご自愛ください。
それが必要な時期はあります。
それでも、塞いでいた時期が原因で、
もし「ずっと付き合っていきたいと思えるような素敵な友人」と疎遠になってしまっていたとしたなら、勿体ないですよね。
厳しいことを言いますが
「何もしなくても、ずっと友人でいられる」という考えは怠慢だと私は思っています。
ましてや、親しき仲にも礼儀あり。
年末年始は、疎遠になっていた友人や親戚と話をすることが出来る、絶好のタイミングでもあります。
お正月まであとすこし。
・今年は会えなかったけど…
・久しぶりに会いたいな
・何年も連絡取ってないけど、気になる
そんな方がいるなら、新年に連絡をとってみませんか?
相手も、あなたのことを心配してくれているかもしれませんよ。
私は、年賀状を辞める代わりではありませんが、Aちゃんを誘ってみました。
快く返事をもらえたので、1年半ぶりにランチをしにくことに。
来年の楽しみのひとつです♡